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J2福岡DF上島 前日の零敗から切り替え 自力昇格へ「10試合ブーストをかけられるように」

[ 2020年11月9日 16:22 ]

 サッカーJ2福岡のDF上島拓巳(23)が9日、練習後のオンライン取材を行った。

 上島は今季、守備の要のCBとして全32試合に出場。安定したパフォーマンスを発揮し、リーグ最少23失点を誇る福岡の堅守を支えている。

 前日のホーム松本戦は立ち上がりで圧倒しながらも徐々に試合の主導権を握られ、0―1で敗戦を喫した。

「0点で時間を進めていたら後半30分、40分あたりに先制点を取れていたかもしれない。DFとしてはあそこで防ぎきれなかったところが、勝ち点を拾えなかったところ」。

 悔しさと反省が口をつくが、残り10試合となり正念場を迎えたJ1昇格争いの渦中で敗戦を引きずってはいられない。チームは現在、勝ち点62で2位につけており、勝ち点差は首位・徳島と「3」、3位・長崎とは「2」で僅差の争いを繰り広げている。

 上島は「自力で昇格を決められる非常にいい位置にいる」とうなずき「最近2敗しただけなのでそこまで悲観的にならずに、10試合ブーストをかけられるように頑張っていきたい」。重圧も増してくるこれからの戦いに前向きな気持ちをみせた。

 上島自身も2日後の11日にホームで迎える琉球戦へしっかり気持ちを切り替えている。「琉球の爆発力はJ2屈指。大量得点で勝っている試合もあるので、まずは彼らに気持ち良くプレーさせないことを心がけたい」。
 
 1試合ごとに順位の入れ替わりもありえるサバイバルなラスト10戦。一戦必勝の全力プレーで勝ち点を積み上げる。

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2020年11月9日のニュース