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堂安 バイエルンから決めた独1号「世界一のクラブから点を取れたのはうれしい」

[ 2020年10月19日 05:30 ]

ドイツ1部   ビーレフェルト1-4Bミュンヘン ( 2020年10月17日    ビーレフェルト )

<ビーレフェルト・Bミュンヘン>後半13分に1号を決めた堂安(左)(AP)
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 ビーレフェルトの日本代表MF堂安律(22)がドイツ1部移籍後の初得点を決めた。開幕から4試合連続で先発し、後半45分までプレー。昨季欧州CL制覇、国内リーグ8連覇など3冠に輝いたBミュンヘンからゴールを奪い「世界一のクラブから点を取れたのはうれしい」と喜びをかみしめた。

 右足で成長を示した。4点を追う後半13分の速攻で、フランス代表DFパバールと対峙(たいじ)。利き足の左足を警戒する相手の逆を突き、縦の突破から右足を振り抜いた。相手股下を抜く鋭いシュートは、ドイツ代表GKノイアーも届かない左隅へ突き刺さった。ドイツ1部では日本人選手20人目の得点となった。

 日本代表のオランダ遠征は2試合で無得点。久保建英らとの先発争いは激化しており、クラブで結果を残すことがアピールにもなる。前半33分に自らの好守備から得たチャンスで左足シュートを放ち、後半2分には絶妙なスルーパスで好機を演出。試合は大敗し「これが今の自分たちの実力」と満足はしなかったが、存在感は十分に示した。

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