ビリャレアル久保　今季初アシストで決勝弾演出も　イエロー2枚でプロ初の退場

スペイン1部   ビリャレアル2－1バレンシア （ 2020年10月18日    ビリャレアル ）

久保建英
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　“日本の至宝”が美技で決勝弾を演出した。スペイン1部ビリャレアルの日本代表MF久保建英（19）はバレンシア戦の後半19分から出場し、今季初アシストを記録。スペインに挑戦して2年目、Rマドリードからレンタル移籍した新天地での6試合目で大きな一歩を刻んだ。

　1―1で迎えた同24分。左サイドの味方に中央で左手を出しながらパスを要求する。ボールを呼び込むと、右、左とタッチして体勢を崩しながら最後は右のヒールパスでパレホの得点をお膳立てした。

　昨季は同1部マジョルカで35試合4得点と活躍した。ただ、ビリャレアルでは開幕から全6試合でベンチスタート。エメリ監督は「メディアの騒ぎは理解している。彼はピッチ外でスターだが、ピッチ上でそうでなければならない」と話していたが確かな成長を見せつけた。

　後半アディショナルタイムには2枚目のイエローをもらって、プロ初めての退場となった。