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G大阪 高尾の堅守で完封勝ち 直近8試合で7勝1分け、2位・C大阪と勝ち点3差

[ 2020年10月19日 05:30 ]

明治安田生命J1第23節最終日   G大阪1-0大分 ( 2020年10月18日    昭和電ド )

 大分―G大阪 後半、ゴールを決めたパトリック(左)とタッチを交わすG大阪の宮本監督=昭和電ドーム
Photo By 共同

 チームを救い、勢いをつけるビッグプレーだった。0―0の後半10分、G大阪のGK東口が大分FW田中に抜かれて無人となったゴール。絶体絶命の場面で放たれたシュートをDF高尾が右足を伸ばし、ゴールライン間際で蹴り出した。「ヒガシ(東口)君が時間をつくってくれたので間に合った」。守備陣全体の粘りを強調しつつ、報道陣からこのプレーが大きかったかと問われると「そう思います」とはにかんだ。

 前節横浜戦で右足首の違和感を訴えたDF昌子が欠場。今季一番のパフォーマンスだった横浜戦とは違って、前半から守備の時間が長くなった。何度もカウンターのピンチにさらされたが、後半14分には東口が1対1のピンチをセーブ。宇佐美の右CKからパトリックのヘディングで先制した後の同32分にも高尾が体を張ってシュートをブロックした。

 横浜戦で連勝こそストップしたが、直近8試合で7勝1分け。うち4試合が完封勝利だ。2位・C大阪との勝ち点差は3。2位までに与えられる今年の天皇杯出場の権利は、手が届く位置にある。

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2020年10月19日のニュース