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森保監督、南野&鎌田“新ホットライン”に手応え「非常に息合っていた」

[ 2020年10月15日 05:30 ]

男子サッカー国際親善試合   日本1-0コートジボワール ( 2020年10月13日    オランダ・ユトレヒト )

コートジボワール戦の後半、交代出場前に森保監督から指示を受ける南野(10)(共同)
Photo By 共同

(采配でも収穫/植田投入が吉/) 課題のあった攻撃の中で大きな収穫は、南野と鎌田の“新ホットライン”だった。

 後半28分、鈴木の交代とともに南野が1トップに入り、鎌田と縦関係をつくった。森保監督は「タイプ的には違うが、いいコンビネーションで相手の守備を崩しにかかる。2人の関係は非常に息が合っていた」と絶賛。1トップでは大迫が不動の地位を築いてきたが、新たなオプションとして定着していく可能性もありそうだ。

 采配では最後に投じた一手が、想像以上の収穫に変わった。後半43分、最後の交代に選んだのは植田。FWでもパワープレー要員でもない右サイドに投入したDFがもたらした決勝点だった。「集中を切らすことなく最後までいい準備をしてくれた」と土壇場の20年初得点を振り返る。

 全体を通してはカメルーン戦より丁寧なビルドアップで攻撃を展開。右MFの伊東が個で突破力を見せ、トップ下の鎌田がゴールに迫る決定機もあった。それでも全体を通じて単調さが目立つ。前線の選手は所属クラブでの不調を露呈するような重さもあっただけに「チャンスはつくれているのでもっと点は取れるチームになっていく」と改善を期した。

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