鹿島FWエヴェラウド　ゴール不敗神話継続の誓い「得点が勝利につながれば」

次節鳥栖戦に向けて調整する鹿島・エヴェラウド（右）　（C）KASHIMA　ANTLERS
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　J1鹿島のFWエヴェラウド（29）が、不敗神話弾で2連勝を誓った。チームは13日、あす14日のアウェー鳥栖戦に向けて調整。現在リーグ得点ランク2位の12得点を誇る点取り屋は「ゴールを決めるのが役割。自分自身のプレー、パフォーマンスには満足できることが多くなってきたので、その得点ができるだけチームの勝利につながれば」と意気込んだ。

　今季加入したエースが得点を挙げた試合は8勝2分けと無敗が続く。3―2で逆転勝ちした前節の横浜FC戦でも、2点を追う後半13分にネットを揺らし、反撃の狼煙を上げた。柏のFWオルンガは21得点でトップを独走中だが、「自分から得点ランクを見たり、気にすることはない。SNSでちらっと見ることはあるが、自分から今どうなっているか探すことはない」ときっぱり。自らの“仕事”だけに集中している。

　今季は21試合に出場し、出場時間はチーム2位の1704分と長い。それでも、昨季はブラジルのシャペコエンセで、シーズンをフルで戦い抜いた自負がある。「（昨季は）一切、筋肉系のケガなしでやってきた。幸い丈夫な体で問題はない。今季は過密日程で連戦が続くが、僕自身はできるだけ全試合出場できるように準備するだけ」。鹿島の鉄人が上位進出へと導く。