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G大阪・渡辺 通算100ゴールで5連勝導いた 家族に2ゴール約束「有言実行できて良かった」

[ 2020年10月8日 05:30 ]

明治安田生命J1第10節最終日   G大阪2-1鳥栖 ( 2020年10月7日    駅スタ )

<鳥栖・G大阪>前半39分、2点目のゴールを決め喜ぶG大阪・渡辺(左)(撮影・中村 達也)
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 メモリアルゴールで今季初の5連勝だ。延期されていたリーグ戦1試合があり、G大阪がアウェーで鳥栖を2―1と下し、4位に浮上した。FW渡辺千真(34)が2ゴールの活躍。史上15人目となる通算100得点も達成した。

 メモリアルを勝利で飾った。今季6試合目のスタメンとなった渡辺が全2得点を挙げ、史上15人目のJ1通算100得点目。今季初の5連勝に導いた。

 「(鳥栖とは)相性が良いのは分かっていた。試合前に家族には“2ゴール取るから”と言っていた。有言実行できて良かった」

 まずは前半21分だ。左からのクロスを走りながらピタリと止めると左足で流し込んだ。さらに同34分には右からのクロスに反応。相手DFをブロックしてシュートコースを作り、右足で豪快に叩き込んだ。対鳥栖戦はカード別では自身最多となる通算13得点。「素直にうれしい。(100得点は)自分1人では取れなかった。今まで所属したクラブの方々にも感謝したい」。プロ12年目の金字塔に白い歯を見せた。

 鹿島戦(3日)からスタメンを6人変更。システムも3バックに戻し、今季磐田から加入して移籍後初J1出場となったDF新里を含めて、守備陣は最少失点でしのいだ。宮本監督は「きょうのメンバー構成からシステムを選考した」と明かし、「すぐチーム力が上がることはないが、それぞれが特徴を出して勝利することが今後のチームの方向性を作っていく」と強調。J2磐田に期限付き移籍した“大黒柱”遠藤に今季残り試合は頼れない中、新たな一歩目を白星で飾れたことは大きい。

 チームは4位浮上。次戦は敵地で2位・FC東京と対戦する。さらなる上位進出を目指し、チーム一丸で戦っていく。

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2020年10月8日のニュース