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鳥栖、7月29日以来の練習公開 金監督、コロナ禍あった前半戦振り返り「成長している」

[ 2020年10月8日 17:14 ]

トレーニングする鳥栖の選手たち
Photo By スポニチ

 サッカーJ1鳥栖が8日、報道向けに練習を一部公開した。鳥栖の練習公開は7月29日以来。

 連戦中で前日も試合を行ったばかりの選手たちは、疲労も残る中、ボールを使ったトレーニングやリカバリーに時折笑顔を見せながら取り組んだ。

 練習後に会見した金明輝監督(39)は前半戦を振り返り「イレギュラーなシーズン。僕自身もコロナにかかったりチームとして再度自粛期間が設けられたりと、その中で選手はすごくハードワークしながら進んでくれていると思う」と評し「チームとしても成長している」と手応えを口にした。ただ、試合数が4試合少ないながらも現在、14位に位置することには「満足している人は誰もいないし、見てる人たちももどかしいしと思いますし僕自身もそうです」と納得はしていない。

 今季は監督が「今まで免疫のない形」と言う“リアクションから自分たちからアクションを起こす”というサッカーに挑戦。シーズン当初は苦しんだが、現在はボール保持率で相手を上回るゲームが増え、自分たちのリズムでゲームを展開する進化をみせている。「今は選手たちが自信を持ってプレーしているのが見て分かる。次は結果。結果にこだわってやっていかなければいけないと思う」。後半戦は若手、ベテランの力を結集してもう一段階上のレベルでの戦いを目指していく。

 2連敗の中、次戦は10日、中2日でホーム浦和戦を迎える。9月9日の前半戦の対戦では先制、勝ち越しながらも追いつかれ2―2のドローで決着した。「今推し進めているのがチームでボールを保持してみんなで攻める形。そのスタイルを貫いて、裏返しになったときの対策をしっかりして臨みたい」。ホームの観客と共に4戦ぶりの勝利をつかむ。

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2020年10月8日のニュース