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大阪の元女子校から初のJリーガー MF中田湧大が群馬加入

[ 2020年10月8日 12:50 ]

群馬への加入が決まった中田湧大(写真提供:香里ヌヴェール学院高校)
Photo By 提供写真

 大阪の元女子校から、同校初のJリーガーが誕生した。J2群馬は8日、大阪・香里ヌヴェール学院高のMF中田湧大(3年)が来季から加入することが内定したことを発表した。

 ボランチを主戦場とする中田は、1メートル83、73キロとサイズのあるボランチ。この日に行われたオンラインでの会見で「プロになれたことは率直にうれしい。球際の強さや、チームにスイッチを入れるパスを見てほしい。目標は、1試合でも多く試合に出ることです」と初々しく語った。

 以前は大阪聖母女学院中学・高校だった香里ヌヴェール学院中学・高校。17年に共学化され、同時に校名が変更された。そのタイミングでサッカー部も創部され、今年から元G大阪の植田龍仁朗氏が監督を務めている。今季関西1部リーグを制したFCティアモ枚方からもスタッフが派遣されている。

 サッカー部2期生の中田は、他校に進む選択肢もあった中で「家が近かったのと、高いレベルでサッカーをしたかった」という理由で香里ヌヴェール学院高に進学した。「ティアモのスタッフは元プロの方もいて、現実的なトレーニングだったり、その中での対応の仕方をしっかり教えてくれた」。現在、同校は高校サッカー選手権大会大阪予選で勝ち進んでおり、18日に5回戦で大阪桐蔭と対戦する

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2020年10月8日のニュース