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C大阪 3戦ぶり白星で2位浮上!清武“PKお膳立て”仲間に感謝の今季1号

[ 2020年8月2日 05:30 ]

明治安田生命J1第8節第1日   C大阪1-0湘南 ( 2020年8月1日    BMWス )

<湘南・C大阪>後半、PKで先制ゴールを決める清武(撮影・会津 智海)
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 もう“梅雨明け”と言っていいだろう。C大阪が3試合ぶりの勝ち点3で2位に浮上した。ゲームを確実にコントロールしながら決め手を欠いた序盤から一転、後半から一気にペースアップを図ると、待望のゴールは同27分に生まれた。

 「タツ(坂元)とオク(奥埜)が崩してくれたので。(PKは)タツが蹴るのかなと思ったけど、サーっといなくなった。(自分は)PKを蹴るだけだった。2人には感謝したい。PKですけど、ゴールはゴールとして良しとします」

 今季初得点のMF清武は屈託なく笑った。FW奥埜がペナルティーエリアで相手DF陣に囲まれながらボールをキープし、パスを受けたMF坂元が倒されて得たPK。仲間の思いをつないだ主将は右足でゴールネット左隅へ突き刺した。

 J1での対湘南戦は直近10試合で実に9勝1分け。お得意様を相手に浮上の足がかりをつかんだ。2試合連続ドローに加え、その間わずか1得点で迎えた今節。都倉らFW陣に故障者が多い中、ようやく決定力不足を脱し、勝ち点3を積み上げた意義は大きい。

 これでリーグ再開後の7試合は4勝2分け1敗。好調を保つ中、過密日程は続く。「連戦が続く中、みんなの力が必要になる。誰が出ても同じサッカーをしたい。まず(体力の)回復に努めていきたい」と清武。5日にはルヴァン杯の浦和戦が控えている。負傷離脱しているMF西川やFWブルーノ・メンデスらタレントの合流は近い。真夏の進撃はこれからだ。 

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2020年8月2日のニュース