柏　オルンガ4戦連発で4連勝!“強行”名古屋戦もチーム一丸2度目の完封

明治安田生命J1第8節   柏1―0名古屋 （ 2020年8月1日    豊田ス ）

＜名古屋・柏＞後半、柏・オルンガ（左）が先制ゴールを決め、その際に名古屋・GKランゲラックと衝突（撮影・坂田　高浩）
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　またも、この男だ。0―0の後半26分。右サイドからMF江坂のロングフィードに駆けだした柏のFWオルンガが、左足裏でゴール右隅に流し込んだ。「反応で足裏でタッチした」と振り返る、4試合連続ゴールはチームを4連勝に導く決勝弾。守備陣も最後まで体を張り、今季2度目の完封勝利を挙げた。

　対戦相手の名古屋は先月24日以降、2選手を含む4人の新型コロナウイルス感染が判明。チームは今節の延期をリーグに要望し、認められなかったが、主将のMF大谷は「選手が不安なくピッチに立てるようにしてくれている」と選手の安全を第一に考え、動いてくれたネルシーニョ監督やクラブへの信頼は深まり結束も強まった。

　J1では3年ぶりの4連勝。指揮官は「こういうゲームができたのは、我々にとって大きな成果だ」と胸を張った。一体感も生まれた柏が乗ってきた。