J2群馬　ラストプレーで勝ち越し、4戦ぶり白星に奥野監督「こういうゲームは記憶にない」

明治安田生命J2第9節   群馬2―1千葉 （ 2020年8月2日    フクアリ ）

　歓喜は最後に待っていた。J2群馬はラストプレー―でセットプレーから勝ち越し。逆転勝利で4試合ぶり、そして今季二つ目の白星を手にした。

　先制される苦しい展開だった。しかし、前半終了間際にPKをFW大前元紀（30）が決めて同点。さらに後半アディショナルタイムにCKからDF小島雅也（22）が劇的な逆転ゴールを決めた。

　奥野僚右監督（51）は「追いついたのもアディショナルタイム、勝ち越しもアディショナルタイム。チーム全員の努力のたまものだと思う」と選手たちを称えた。さらに「こういうゲームは記憶にないくらい、チーム一丸となってハードワークしてくれた成果だと思う。全員で勝ち取った勝ち点3だと感じている」とし、「この試合をターニングポイントにしたい」と言葉に力を込めた。