川崎F、5発で再開後4連勝堅首　小林復活2発

明治安田生命J1第5節   川崎F5―1横浜FC （ 2020年7月18日    ニッパツ ）

後半30分、小林悠がPKを決める（撮影・篠原岳夫）
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　川崎Fが横浜FCを5―1で撃破し、再開後4連勝を飾った。立役者は復活の2得点を決めたFW小林だ。同点に追い付かれた直後の後半15分から1トップでプレー。同30分に三笘が奪ったPKをゴール左隅に蹴り込み嫌なムードを払しょくすると、3―1の同38分には右足でだめ押し点。チームを勝利に導き「絶対に点を取る気持ちだった」と振り返った。

　小林は6月15日に手術で右膝関節遊離体を除去。全体練習に合流してわずかだったが、再開後初出場の復帰戦で見事な2得点。リーグ初優勝を飾った17年にMVP＆得点王に輝いた実力を見せつけた。今季はここまでFWレアンドロ・ダミアンも好調を維持。小林復活で1トップのポジション争いが激化するのは必至だが、過密日程の今季はチームにとって大きなプラス材料だ。小林は「もう一度得点王」と改めて今季の目標を口にし「得点王を獲ればチームも優勝に近づく。結果にこだわっていきたい」と誓った。