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FW染野 U20W杯出場へ“半端ない”意欲!代表候補合宿紅白戦ゴールに「自分の良さ出せた」

[ 2020年7月16日 05:30 ]

<U-19日本代表候補合宿>シュートを放つ染野(撮影・西尾 大助)
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 U―19日本代表候補のFW染野唯月(18)が、“本家超え”へ猛アピールした。合宿最終日の15日、JFA夢フィールドで30分×2本の紅白戦を実施。2トップ右で先発した染野が1ゴールを決めるなど攻守で躍動した。「他との違いを見せたかった。自分の良さは出せたかな」とうなずいた。

 福島・尚志2年の高校選手権得点王。優勝した青森山田との準決勝ではハットトリックを達成しながらPK戦で敗れ、同大会で活躍した日本代表FW大迫(ブレーメン)を引き合いに“大迫2世”と呼ばれた。大迫は09年のU―20W杯に出場できなかっただけに、「もっと結果を残していきたい」と、先輩超えを見据えている。

 昨年11月に腰椎分離症を発症し、年末の高校選手権出場辞退。プロ入り後も後れを取ったが、再開初戦の川崎F戦ではプロデビューも飾った。「代表に選ばれるには、自チームで結果を残さないと」。“半端ない”活躍で、予選となる10月のU―19アジア選手権(ウズベキスタン)に乗り込む。

 ◆染野 唯月(そめの・いつき)2001年(平13)9月12日生まれ、茨城県出身の18歳。中学時代は鹿島アントラーズつくばジュニアユースでプレー。尚志では1年時に国体代表。2年時の全国高校サッカー選手権で5点を挙げて得点王。U―17、18日本代表。J1通算3試合出場。1メートル79、67キロ。

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2020年7月16日のニュース