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元新潟FWホニの「重大な契約違反」にFIFAが裁定 移籍禁止、賠償金支払いなど命じる

[ 2020年7月14日 14:54 ]

新潟在籍時のFWホニ
Photo By スポニチ

 J2新潟は14日、契約期間中だった18年シーズン開幕前に帰国し、ブラジル全国選手権1部のアトレチコ・パラナエンセと契約したFWホニ(25)に関して、19年3月に国際サッカー連盟(FIFA)に対して提訴し、裁定が下ったことを発表した。

 クラブ公式サイトで「2017年2月に当クラブへ加入したホニ選手が、契約期間中に一方的な理由で契約解除を申し出て、ブラジルへ帰国し、当該契約期間中にアトレチコ・パラナエンセと契約に至ったことに関しまして、重大な契約違反として2019年3月に国際サッカー連盟(FIFA)に対し提訴いたしました」と報告。

 FIFAからは、ホニに対する4カ月間の移籍の禁止、アトレチコ・パラナエンセに対する今後2回の移籍ウィンドーにおける新規選手登録の禁止、ホニとアトレチコ・パラナエンセから新潟への賠償金の支払いを命じる裁定が下された。クラブは「本裁定を受けまして臨時取締役会を開催し、今後の対応を検討する意向です」とした。

 ホニは17年にJ1で7得点を記録。18年シーズン開幕前のキャンプに遅れて参加したが、その後チームを離れて母国のアトレチコ・パラナンセでプレー。新潟は同年9月にホニの登録を抹消していた。

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2020年7月14日のニュース