神戸 勝利給の減額検を選手側と交渉 豊富な資金力を誇るクラブでもコロナ禍影響 経営「厳しいのは確か」

[ 2020年7月14日 05:30 ]

4日、ノエスタで無観客開催された神戸戦
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 元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)らを擁する神戸が、試合に勝った際に生じる勝利給の減額を選手側と交渉していることが13日、分かった。楽天という親会社を持ちスター選手を抱えるクラブながら、新型コロナウイルスの影響で業績悪化は必至。減収を補うため、J1では1試合あたり、1人につき20~100万円程度と言われる勝利給の見直しを検討することになった。

 神戸は5月27日に開示された19年度のJリーグ経営情報で、リーグ史上最高営業収益を更新する114億4000万円を計上。イニエスタらスター選手の加入により、チケット販売の急伸や関連グッズの売り上げ増加が要因とみられ、初めて100億円を超えた。しかし、JリーグNo・1の豊富な資金力を誇るクラブでも、コロナ禍は避けられず、クラブ関係者は「この状況で(経営が)厳しいのは確か」と口にする。

 感染防止のために観客動員に制限が設けられ、現在は上限5000人。8月以降はスタジアムの収容率50%以下で開催される予定だが、チケット完売によりノエスタが満員になっていた以前と比べ減収となることは確実だ。経営面の見直しは必然の流れで、選手の給与において、固定給とは別の勝利給に手を付けざるを得ない状況となった。

 4月には札幌の全選手がクラブを助けるため、総額約1億円弱におよぶ報酬の一部を返納することを発表し大きな話題となった。イニエスタら大物をそろえる神戸としても、かつてない危機を乗り越えるために選手サイドと協議を重ねていく。

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