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川崎F・中村憲剛 8月中にも復帰見通し語る、昨年11月左膝手術 すでに練習合流

[ 2020年7月14日 16:57 ]

オンライン取材対応した川崎Fの元日本代表MF中村憲剛。昨年末の左膝手術から8月中の復帰を目指す
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 左膝の負傷で長期離脱中の川崎Fの元日本代表MF中村憲剛(39)が14日、順調なら8月中にも試合に復帰できる見通しを示した。この日の練習後にオンラインで取材対応。コロナ禍による緊急事態宣言下では精神的にもつらい時期はあったというが、今月4日からアップやボール回しなど部分的ながら全体練習に合流。それ以降も今のところ順調のようで「8月中に試合に戻れればいいな、というイメージではいます」と笑顔で現状を報告した。

 中村は昨年11月2日の広島戦で左膝を負傷。検査の結果、左膝前十字靱帯(じんたい)損傷および左膝外側半月板損傷で、同25日に手術を受けて全治約7カ月と診断された。術後は順調にリハビリをこなすも、3月に入って患部に痛みが出始めたようで、その直後の自粛期間中は「外にも出られずに、先も見えずにという感じだった」と、精神的にもつらい時期を過ごしたという。

 それでも家族やスタッフらの支えもあり懸命なリハビリを続け今月初旬にようやく部分合流。今後は状態を見ながら完全合流を目指していく流れになるという。多くのサポーターも復帰を心待ちにしており、背番号14は「もうちょっと先だとは思いますけど、(今後は)ゲーム形式入ってとていう感じになっていくと思う。全部に混ざれたときにほんとのスタートだと思っている」と前向きに話した。

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2020年7月14日のニュース