王者横浜 58日ぶり全体練習再開!仲川 自粛期間に「自分の弱さを強さに変えていった」

[ 2020年6月2日 05:30 ]

シュート練習する横浜M・仲川(クラブ提供)
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 昨季王者が再スタートを切った。横浜は1日、4月4日以来58日ぶりに全体練習を非公開で再開。練習後に昨季リーグMVPで得点王のFW仲川輝人(27)らがオンラインで取材に応じた。仲川は自粛期間に自身の弱点と向き合ったことを明かし、7月4日のJ1再開に向けた思いを口にした。柏もこの日から全体練習を再開した。

 昨季王者の足音が約2カ月ぶりにそろった。密集回避のため対人練習を行わず、2グループに分ける形でアジリティーを高める動きやパス練習を敢行。給水はマイボトルで、更衣室も人数を分け制限時間を設けるなど感染対策を徹底した。仲川は少し伸びた髪を横に流しながら「密を避けながら、いい距離を取って練習できた。みんなの元気な姿を見られたので、自分自身も楽しくサッカーできた」と充実の表情を見せた。

 自粛期間、仲川は自身の「弱さ」と向き合ったという。フィジカルコーチの測定で左右の体のバランスの悪さが判明。「自分の弱さを強さに変えていった」。体幹を支える際に利き手とは逆の左手が弱くなるなどの差を整えるためのトレーニングを、チームで与えられたメニューとは別に個別で1時間プラスして取り組んだという。自宅ではトレーニング用バイクで追い込むなど走力も維持。前向きにモチベーションを保ち続けてきた。

 主将のMF喜田は「自分たちが人生を懸けてやっていくこと、準備していくことが魂を揺さぶり、感動や勇気を与えることにつながる」と話した。コロナ禍でJリーグが社会から消えた2月下旬以降、選手にとってもサッカーが社会にもたらす意味を改めて問われた時期でもあった。1カ月後に迫る再開。仲川は言う。「自分たちのアタッキングフットボールで皆さんを楽しませることが目標。そういったプレーを個人でもチームでもやっていければ」。中断前より進化した心と体で、ピッチを目指す。(波多野 詩菜)

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