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名古屋 MF金崎夢生が新型コロナ感染と発表 2日にPCR検査陽性判明、現在は平熱も入院中

[ 2020年6月2日 22:35 ]

MF金崎夢生(2019年撮影)
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 J1名古屋は2日、オンライン上で会見を行い、元日本代表MF金崎夢生(31)が新型コロナウイルス感染症の陽性判定が出たことを発表した。小西工己社長が会見に出席し、金崎の感染を公表した。感染経路は不明という。5月14、15日には神奈川県内の親類宅を訪れていたという。

 チームは5月19日からグループトレーニングを開始していた。金崎は29日に38.5度と発熱、その後熱は下がったものの今月1日に再び38.0度の発熱をし、倦怠感と頭痛を訴えたため、同日にPCR検査を受け、2日に陽性が判明した。現在は平熱に戻っているが、入院し、体調回復に努めているという。「今後、トップチームの練習を休止し、濃厚接触者の特定や消毒作業を行っていく」と話した。

 新型コロナウイルスの感染者が出たのは、Jリーグで神戸、J2群馬、C大阪に次いで4クラブ目。Jクラブが相次いで練習を再開する中、 Jリーグは新型コロナウイルス感染拡大の影響で公式戦を中断しており、5月29日にJ1再開を7月4日、J2再開とJ3開幕を6月27日とすることを決めたばかりだが、再開日などに影響を及ぼす可能性がある。

 ◆金崎 夢生(かなざき・むう)1989年(平元)2月16日生まれ、三重県津市出身の31歳。滝川二高から07年に大分へ入団。10年に名古屋に移籍し、13年からニュルンベルク。同年9月にポルトガル2部ポルティモネンセ。15年2月に鹿島へ期限付き移籍し、その後完全移籍。18年シーズン途中に鳥栖へ移籍し、元スペイン代表のフェルナンド・トーレスと2トップを組みJ1残留に貢献。20年3月25日に名古屋に期限付きで加入。期間は来年1月末まで。J1通算299試合出場、64得点。1メートル80、70キロ。

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