鹿島 地元紙に全面広告「ともに乗り越えましょう」

[ 2020年4月9日 14:13 ]

 新型コロナウイルスの感染拡大による影響が国内サッカー界にも広がる中、J1鹿島が「いまできることをみんなで」をキーメッセージとした独自の取り組みを続けている。

 9日には本拠地・茨城県の地元紙「茨城新聞」に全面広告を掲載。中断期間中に撮影したという選手の集合写真に、「困難な状況の中で、私たちがいまできること」、「ともに乗り越えましょう。フットボールのある日常を取り戻す、そのときまで」といったクラブからのメッセージが組み入れられている。異例とも言える公式戦の中断期間中の全面広告掲載。クラブの露出機会が減少している状況を鑑み、クラブ主導で茨城新聞とのタイアップを提案し、掲載の運びとなった。

 クラブ関係者は「こういう状況下で我々がることは何か」と話す。その信念が「いまできることをみんなで」をキーメッセージとした一連の活動につながっている。3月21日にはJ1札幌との練習試合をDAZNで生中継した。同カテゴリーの練習試合は戦術やチーム状況が他チームから分析されることを避けるため非公開で行われることが多いが、両クラブが「待ってくれているファン、サポーターのために」と手を取り合い異例の生中継に踏み切った。
 また、地域貢献活動の一環として「鹿行の“食”を届けるプロジェクト」を開始。ホームタウンの鹿行地域とその周辺で魅力的な食を通販・テイクアウトできる事業者と、外出を制限されている消費者を結び、地域のPRと経済の活性化を図ることを目的としている。特設サイトでは4月9日現在、通販を取り扱う企業・店舗が14件、テイクアウトを取り扱う企業・店舗が20件紹介されている。

 地域に根ざすサッカークラブとして「いまできること」。フットボールがある日常を取り戻すため、役割を果たしていく。

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