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リバプール・クロップ監督がマンC・ペップ監督に同情「彼らは何も悪いことはしてない」

[ 2020年2月16日 22:45 ]

リバプールのクロップ監督(AP)
Photo By AP

 日本代表MF南野拓実(25)が所属するリバプール(イングランド)のユルゲン・クロップ監督(52)が、財務規則「ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)」に違反があったとして来季から2シーズンにわたってUEFA主催大会の出場禁止処分を受けたマンチェスター・シティーのペップ・グアルディオラ監督(49)に同情を示した。

 地元衛星放送スカイ・スポーツ(電子版)によると、クロップ監督は15日に1―0で勝利し17連勝を飾ったノリッジ戦後の会見でライバルチームに対する処分について言及。「ニュースを聞いたときはショックを受けた」と感想を語った上で「サッカーの監督として私が言えるのは、ペップの下でマンチェスター・シティーがなセンセーショナルなサッカーをしていたということ。彼とチームがしていることにいつも感服していたし、それが終わることもない」と敬意を示した。「正直に言って、ペップと選手達に同情している。彼らは何も悪いことはしてない。サッカーをしていただけだ。センセーショナルなサッカーだ。ペップはそれぞれのリーグで、サッカーの質を向上させた」と敵将に対する同情と賛辞を述べた。

 マンチェスターCは処分を不服としてCAS(スポーツ仲裁裁判所)に提訴する意向を示しているが、英メディアでは、マンチェスターCに対するプレミアリーグでの勝ち点剥奪処分や4部降格処分の可能性、グアルディオラ監督の退任説などが伝えられている。

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2020年2月16日のニュース