連覇狙う川崎F・田中碧 憲剛の「アヤックス見ろ!」の助言胸にさらなる高みを目指す

[ 2020年2月16日 05:30 ]

練習でパスを出す田中(左)
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 Jリーグは16日、ルヴァン杯1次リーグで新シーズンの開幕を迎える。連覇を狙う川崎Fはホームで清水と対戦。チームは今季から4―3―3新布陣を採用する中、期待が大きいのがアンカーで先発するU―23日本代表MF田中碧(21)だ。「アヤックスを見ろ!」という元日本代表MF中村憲剛(39)の助言も胸に、東京五輪も控えるシーズンで飛躍を目指す。

 初陣を翌日に控えた前日練習。田中は主力組のアンカーに入り軽快な動きを見せた。今季から採用する新布陣4―3―3。初陣ゆえ未知数な部分もある中、攻守に鍵を握る21歳は「やれることはやったので楽しみです」と自信をのぞかせた。

 さらなる高みを目指す今季は偉大な先輩の助言も胸に臨む。U―22日本代表にも選出されブラジル戦でミドル2発を決めるなど才能が一気に開花した昨季の終盤、中村から「チェルシーとアヤックスの試合を見ろ!」と言われた。4―4の壮絶な打ち合いだった欧州CL1次リーグ。そこにはハイレベルなプレーをする田中と同世代の選手が多くいた。

 「同世代であれだけの強度でプレーしている」と中村から見本にすべきと名前を挙げられたのが、オランダ代表MFファンデベーク(22)。得点感覚に優れ、運動量も豊富。偶然にもチームは今季、アヤックスと同じシステムで田中はファンデベークと同じアンカーだ。「世界を目指すならそこを指標にしろ」という“憲剛流”の教えと受け止めた。

 「とにかく強い相手とやりたい」という田中。飛躍の先にあるのは東京五輪、そして22年W杯カタール大会だ。まずは連覇へ好発進したい初陣でさらに成長した姿を見せつける。

 ◇田中 碧(たなか・あお)1998年(平10)9月10日生まれ、神奈川県川崎市出身の21歳。小3から川崎Fの下部組織に入団。17年にトップ昇格を果たし、18年9月15日の札幌戦でJ1デビュー。19年はJリーグのベストヤングプレーヤー賞に輝いた。19年6月にトゥーロン国際でU―22日本代表に初選出され、同年12月12日のE―1選手権の香港戦でA代表デビュー。1メートル77、69キロ。利き足は右。

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