サンプドリア移籍の吉田麻也　ジェノバに到着「新しい生活が待ち遠しい」

サンプドリアに移籍したDF吉田麻也
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　イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンからセリエAのサンプドリアに期限付き移籍した日本代表DF吉田麻也（31）が1日夜にイタリア・ジェノバに到着した。地元紙イル・セーコロ・デーチモノノに「とてもうれしい。ミラノにショッピングに行ったことを別にするとイタリアは初めて。ジェノバはまだ知らないけど、新しい生活を始められるのが待ち遠しい」とコメントした。

　同紙によると、吉田は2日にメディカルチェックを受けた後、練習場でラニエリ監督、チームメイトらと初対面。3日はチーム練習参加後にビザ取得などの手続きのためにいったん英国に戻る予定で、3日のサンプドリア―ナポリ戦は欠場する見通しという。ジェノバには4日に戻ってチームに再合流する予定で「8日のトリノ戦が本格デビューの日になる」と報じた。

　同紙は吉田について「アジア人では稀有な190センチ近い体格とヘディング」を特長を紹介する一方で「プレーが“奇麗過ぎ”るため、典型的なイングランド人DFと違って強くコンタクトにいかないことが批判の対象となったこともある」と課題を指摘。サウサンプトンのファンやクラブからとても愛されていたことも紹介した。