イブラ　ACミラン復帰後初ゴール、7年8カ月ぶり　貴重追加点で白星貢献

イタリア・セリエA第19節   ACミラン2―0カリャリ （ 2020年1月11日    カリャリ ）

復帰初ゴールを挙げガッツポーズを見せるACミランのイブラヒモビッチ＝中央（AP）
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　セリエAの名門ACミランに復帰した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが（38）が復帰後初ゴールを挙げた。

　11日、復帰2戦目となったアウェーのカリャリ戦に先発出場。1―0の後半19分、左折り返しを左足ダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。2010～12年にもプレーしたACミランで通算57点目（87試合）。2012年5月6日のインテル・ミラノ戦以来、約7年8カ月ぶりのゴールを両手を広げて喜び「ゴールを決めるたびにオレは神のように祝う。生きていると感じるな」と“イブラ節”も飛び出した。

　前半30分にはポストプレーで起点となり、最後は左クロスから左ポストをかすめるヘディングシュートを放つなど、さすがの存在感を発揮。2トップを組んで先制点を挙げた20歳FWレオンは途中交代したが、アラフォーの大ベテランはフル出場を果たし「ピオリ監督はオレの年齢を考えて慎重になるのは分かるが、問題ない。メンタルは不変で、肉体は精神に従うからな」と健在をアピール。“救世主”が最近3試合無得点だったチームに4試合ぶりのゴールと白星をもたらした。