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史上初の1次L敗退…U23森保監督、若き戦士の奮起期待「勝負勘を培ってもらえれば」

[ 2020年1月13日 00:45 ]

指示を出す森保監督(撮影・篠原岳夫)
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 森保一監督(51)率いるU―23日本代表が12日、U―23アジア選手権1次リーグB組第2戦でシリアと対戦。1―2で敗戦し、史上初の1次リーグ敗退が決まった。

 PKを献上し先制点を許したが、前半30分に相馬が右足を振りぬきミドルシュート。同点に追いつき1―1で迎えた後半43分、カウンターからシリアのFWダリにゴールを許し屈辱を喫した。

 森保監督は「選手たち、スタッフも非常に良い準備をしてくれて、戦い方も先制点を許したものの、勝利できたかもしれないという内容で2試合とも落としているので、勝負強さというところを最後しっかり詰めていかなければならないと思います」と反省。敗因については「攻撃の回数はあまり受けていないと思いますが…カウンターをしっかり止めることができなかった」と言及。「最後の時間帯、苦しくなったときにしっかりしのぐということを試合の前から言っていたところを、やはり勝負勘というものを若い選手たちにはこれから培っていってもらえればなと思います」と選手たちに奮起を促した。

 決勝トーナメントを含め6試合戦い抜く覚悟で挑んだが、まさかの1次リーグ敗退。「われわれは3試合になったとしても、全力を尽くして戦っていきますし、応援してくださる方々に対して最後まで戦う姿勢をチームとして見せていきたい。選手たちにもこの悔しさを成長の糧にしてもらえるように、もう一戦頑張っていきたいと思います」と次戦15日カタール戦での勝利を誓った。

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