【中田浩二 視点】あいまいな守備組織に不安…初戦の難しさ感じる敗戦

[ 2020年1月10日 05:45 ]

U23アジア選手権1次リーグB組   日本1-2サウジアラビア ( 2020年1月9日    タイ・パトゥムタニ )

<日本・サウジアラビア>2点目の失点シーンに絡んで顔を覆う(左から)古賀、立田、田川、岡崎(撮影・篠原岳夫)
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 厳しい日程の中で1次リーグ3試合をトータルで考えたメンバーだと思うが、初戦の難しさを感じさせられた。ミスからPKを与えてもったいない敗戦だった。決勝点になったPKを与えた場面は、集中を切らしたイージーミス。出場権がかかっているサウジアラビアと、既に開催国として出場権を持っている日本の差だろう。

 しかし、選手自身は出場権を持っているわけではない。「本当に戦えていたか」ということだ。守備では全体的に相手ドリブルに対して守備ラインが下がることも目についた。どこで止めるか、ボランチが見るのか、センターバックが出るのかあいまいで、先制点も相手にスペースを与えてしまった。

 収穫は食野だ。ボールを受ける位置も、前を向いてドリブルで仕掛けて勝負するところも良かった。狭い所でもドリブルで仕掛けられるし、左サイドから切れ込んでシュートを打つ形も持っている。シャドーの位置は久保や堂安、三好、安部らがいるが、競争はより厳しくなると思う。(元日本代表DF)

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