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クロップ監督 南野は「多くのポジションでプレー可能」 3トップ以外での起用も示唆

[ 2020年1月11日 00:08 ]

プレミアリーグ第22節   リバプール―トットナム ( 2020年1月11日 )

リバプール移籍後初出場した南野(左)に良く来てくれたとばかりに熱い抱擁をかわすクロップ監督(AP)
Photo By AP

 男子サッカー日本代表MF南野が加入したリバプールのクロップ監督が10日、トットナム戦の前日会見に出席。5日のエバートンとのFA杯3回戦で公式戦デビュー飾った南野に対し「私は彼のプレーが好きだ。3トップの一角やセカンドストライカーを含めもっと多くのポジションでプレーすることが可能だろう」と3トップ以外でも起用する可能性を示唆した。

 チームの基本フォーメーションは4―3―3で前線にFWサラー、FWフィルミノ、FWマネが並ぶ3トップは破壊力抜群だがエバートン戦では温存された。南野はその3トップ中央に入って先発し、後半25分までプレーした。クロップ監督は「完全に新しいチームのなか、彼(南野)にはマネなどサポートをしてくれる選手らと共にいなかった。そこで単独で何かをするというだけでなく、チームとして相手を崩そうというプレーが見られた。それは特別なパフォーマンスだった」と控え中心メンバーのなか、アピールしたい気持ちよりもチームを優先させたことを評価していた。

 主力温存により“万全の状態”で臨むトットナム戦の前線にはサラー、フィルミノ、マネが揃って先発することが濃厚。クロップ監督の発言から南野はMFミルナーが負傷離脱し薄くなった中盤での出場の可能性も。MFララーナや戦線復帰が濃厚なMFシャチリらを押しのけサプライズ出場なるか注目。ただ、エバートン戦で美しい決勝弾の決めた18歳のMFジョーンズや16歳の新星FWエリオットらも控えておりベンチ入りすることすら難しい状況も忘れてはならない。

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2020年1月10日のニュース