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松本、勝負どころで3連敗…最下位転落 J1在籍1年で降格決定

[ 2019年12月1日 05:30 ]

明治安田生命J1第33節   松本1-4G大阪 ( 2019年11月30日    パナスタ )

J2降格が決まりがっくりと頭を下げる守田(左)ら松本イレブン
Photo By スポニチ

 松本は勝負どころで3連敗を喫し、最終節を残して15年に続くJ1在籍1年での降格が決まった。勝ち点2差で追っていた16位・湘南と7日にホームでの最終節を残し、勝てば残留の望みをつなぐことができたが、前半8分にFW永井のシュートが右ポストに嫌われるなど課題の決定力不足を露呈。3分後に先制を許すと前半だけで3失点し、終了間際に1点を返すのが精いっぱいだった。

 永井は逸機した場面を振り返り「決めないといけないシーン。微妙な差だけど(決めた相手と)大きな差がある」と涙をにじませ、DF飯田は「選手は全てを出したと思う。J1で生き残るにはチームの総合力が足りなかった」と完敗を認めた。8年目の反町監督は2度目のJ1でも残留に失敗。最下位にも転落し「少し頭が真っ白」と去就に関して明言を避けた。

 〇…松本と磐田のJ2自動降格が決まり、勝ち点37で12位の名古屋以下5チームにJ1参入プレーオフ出場の可能性が残った。ただし勝ち点36で並ぶ14位鳥栖と15位清水が直接対決のため、得失点差により名古屋と同じく勝ち点37の13位浦和は残留が決定的。鳥栖、清水、勝ち点35で16位の湘南はいずれも勝てば自力で残留を決められる。

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2019年12月1日のニュース