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J3北九州がJリーグ史上初の快挙!前年最下位から優勝決める

[ 2019年12月1日 16:41 ]

J3優勝を決めた北九州
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 明治安田生命J3リーグは1日、第33節最終日の8試合が行われ、すでに来季のJ2昇格を決めていた北九州が鳥取と1―1で引き分けて勝ち点66とし、リーグ戦1試合を残して初優勝を決めた。北九州は昨季J3で17チーム中最下位で、最下位の翌年に優勝するのはJリーグ史上初となった。

 北九州は2016年にJ2最下位となりJ3へ降格。翌2017年は9位に終わって1年でのJ2復帰を逃すと、昨季は6勝9分け17敗の勝ち点27で17チーム中最下位に終わった。J3が18チームとなった今季は2002年に大分、2008年に山形、2013年に徳島、2016年に清水をJ1に導いた“昇格請負人”の小林伸二監督(59)が就任。11月24日の前節で4年ぶりのJ2昇格を決めたが、ここまで8戦負けなしでリーグ戦1試合を残して19勝9分け5敗の勝ち点66とし、優勝を決めた。

 J2からJ1に昇格して即優勝したケースは2011年の柏、2014年のG大阪と過去に2例あるが、前年の最下位チームが翌年に優勝するのはJ1、J2、J3を合わせて史上初(1998年にJ2降格、2014年にJ3降格制度導入)となった。

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