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FC東京・長谷川監督 奇跡の逆転Vへ負傷の“東京のダブルエンジン”復活に期待

[ 2019年12月1日 18:20 ]

集まったサポーターに対応する長谷川監督
Photo By スポニチ

 リーグ2位のFC東京はホーム最終戦となった浦和戦から一夜明けた1日、都内で公開練習を行った。

 アウェー8連戦を終えて首位で本拠に戻ってきたが、11月23日の湘南戦と30日の浦和戦と、ホーム2連戦では両ゲームとも1―1の引き分け。横浜に1位の座を奪われ、さらに最終戦の天王山で4点差以上の勝利を収めなければ逆転優勝はない。

 厳しい状況に追い込まれたが、MF高萩洋次郎(33)は「僕たちは普段通りにやるのが一番。監督が決めたことに100%の力を注ぐだけ」と強調。その上で「昨日もアグレッシブに戦えていたし、チャンスをたくさん作れていた。同じように戦えばいい」と話した。

 奇跡の逆転優勝へ、心配なのが2トップのケガの具合だ。浦和戦で日本代表FW永井謙佑(30)は相手DFとの接触で右肩を脱臼。ブラジル人FWディエゴ・オリヴェイラ(29)も右膝の負傷で途中交代した。今季のチーム総得点46のうち、ダブルエースで半分の23得点。両者が離脱となれば、大きな痛手となる。

 この日、長谷川健太監督(54)は「東京のダブルエンジン」と評する2人に言及。ディエゴ・オリヴェイラについては「今日、検査に行く予定。結果が出てから」と話すにとどめたが、永井については「今季3回目。癖になっている。週の真ん中にしっかりと腕が振れて、サッカーをできる状態まで回復するかどうか。それがやれれば、ドクター的には問題ないでしょうと」と復活に期待した。

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2019年12月1日のニュース