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湘南、111日ぶり勝利でPO回避の可能性も「しっかり勝って残留を決めたい」

[ 2019年12月1日 05:30 ]

明治安田生命J1第33節   湘南1-0広島 ( 2019年11月30日    BMWス )

 湘南が8月11日の磐田戦以来、11試合111日ぶりの勝利を挙げた。チョウ貴裁(キジェ)前監督がパワハラで指揮を自粛した後、初めての勝ち点3。浮嶋監督は「ホーム最終戦でプレッシャーがかかる中、選手は勇敢に戦ってくれた。今の状況を考えると、勝ち点3以上の価値がある」と振り返った。

 前半9分にMF山田が左からクロスを入れると相手選手に当たってオウンゴール。前節FC東京戦では終了間際に追い付かれて引き分けたが、この日は逃げ切り、15試合ぶりの無失点だ。これで自動降格はなくなり、最終節の松本戦の結果次第ではJ2とのプレーオフ回避の可能性も出てきた。GK富居は「全員で一丸となって、しっかり勝って残留を決めたい」と、あと1試合を全力で勝ちにいく。

 〇…松本と磐田のJ2自動降格が決まり、勝ち点37で12位の名古屋以下5チームにJ1参入プレーオフ出場の可能性が残った。ただし勝ち点36で並ぶ14位鳥栖と15位清水が直接対決のため、得失点差により名古屋と同じく勝ち点37の13位浦和は残留が決定的。鳥栖、清水、勝ち点35で16位の湘南はいずれも勝てば自力で残留を決められる。

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2019年12月1日のニュース