×

J2大宮 ピム元監督の訃報に悲しみ広がる J1参入PO1回戦で黙とう実施、選手は喪章着用へ

[ 2019年11月29日 14:58 ]

オマーン代表監督を務めていたピム・ファーベーク氏。今年1月のアジア杯日本戦を前に会見する
Photo By スポニチ

 Jリーグの大宮や京都で指導歴があるピム・ファーベーク氏の訃報を受け、J2大宮は29日、12月1日に行われるJ1参入プレーオフ(PO)1回戦・山形戦(NACK)に選手が喪章を着用して臨み、試合前に黙とうを行うと発表した。

 今年1月までオマーン代表監督を務めていたピム氏の訃報は、現役時代にプレーしたオランダ1部スパルタが28日に発表。63歳だった。

 大宮はクラブの公式サイトで森正志社長(56)が「突然の訃報に関係者一同、深い悲しみに包まれております。クラブを代表して哀悼の意を表するとともに、安らかにご永眠されますよう、心よりお祈り申し上げます」と追悼。

 「同氏は大宮アルディージャ初の外国籍監督として、1998年7月に就任されました。Jリーグ参入を翌年に控え、プロクラブとしてのチーム作りを進める中、ピッチ内外でプロフェッショナリズムを植え付け、現在に続くクラブの礎を築いてくださいました。同氏の思いや考え方は、大宮アルディージャに関わる多くのスタッフ、選手に確実に浸透し、今も引き継がれています。クラブを離れてからも、アカデミーの海外遠征時に現地に駆けつけていただくなど、常に大宮アルディージャを気に掛けてくださいました」などと故人をしのんだ。

続きを表示

この記事のフォト

2019年11月29日のニュース