南野同僚19歳FWハーランド、欧州CL得点王で注目 ビッグクラブ争奪戦

[ 2019年11月26日 09:30 ]

欧州CLで初出場から4戦連続7発と大活躍のザルツブルクFWハーランド(AP)
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 欧州サッカーで現在、最も注目を集める若手選手がオーストリア1部ザルツブルクのノルウェー代表FWエルリング・ハーランド(19)。日本代表MF南野拓実(24)の同僚は、今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)で初出場から4試合連続得点を挙げ、7ゴールで得点ランキングのトップに立っている。1月の移籍期間に向けてビッグクラブによる争奪戦が伝えられる中、意外な移籍先候補が浮上した。

 メッシ、C・ロナウドに続く次世代のスター誕生を目の当たりにしているのかもしれない。欧州CLの得点ランクで現在トップに立つのは、無名の19歳FWハーランド。9月にゲンク(ベルギー)を相手に南野のアシストから先制点を挙げるなど、前半だけで3ゴールというド派手なデビューを飾った。

 「夢だった欧州CLのデビュー戦でハットトリックなんて想像外。人生最大のクレージーだよ」。昨季王者のリバプール、ナポリという強豪からも得点を重ね、初出場から4戦連続ゴールという大会史上4人目の快挙を達成。初出場から4戦7発は新記録となった。
 元スウェーデン代表FWイブラヒモビッチが目標という1メートル94のストライカーは未完の大器だ。今季公式戦で18試合26得点。それでも「ヘディングをはじめ、全ての面で成長する必要がある」と自覚を口にすれば、プレミアリーグのリーズなどでプレーした父アルフインゲ氏も「スピードも才能もあるが、まだ粗削り」という。

 逆にいえば伸びしろだらけ。その将来性は高く評価され、同郷のスールシャール監督率いるマンチェスターUをはじめ、父の古巣マンチェスターC、バルセロナ、ユベントスなど多くのビッグクラブが獲得に動いているという。加入時の移籍金は500万ユーロ(約6億円)だったが、現在は1億ユーロ(約120億円)と伝えられるなど、1年弱で約20倍に跳ね上がった。

 ここに来て、移籍先候補にドイツ1部ライプチヒが急浮上した。20日付のドイツ紙ビルトによると、ザルツブルクと親会社が同じことから“格安”の3000万ユーロ(約36億円)で獲得できる契約条項があるという。27日には、欧州CLでゲンクと対戦する。ハーランドが連続ゴールを5試合に伸ばせば、争奪戦はさらに過熱しそうだ。

 ◆エルリング・ハーランド 2000年7月21日生まれ、英国出身の19歳。94年W杯に出場したノルウェー代表MFの父アルフインゲがプレーしていた英国リーズで誕生。16年にノルウェー2部ブリンでプロデビュー。17年に同1部モルデに加入し2年でリーグ39戦14点。今年1月、ザルツブルクに5年契約で加入した。ノルウェーの各年代代表に選ばれ、今年のU―20W杯ホンジュラス戦では大会記録の9得点。9月のマルタ戦でA代表初出場。1メートル94、87キロ。利き足は左。

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