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強化体制一新の浦和が土田尚史SD、西野努TDの就任を正式発表

[ 2019年11月26日 18:08 ]

 来季から強化部を一新する浦和は26日、新たなスポーツダイレクター(SD)に土田尚史氏(52)、テクカルダイレクター(TD)に西野努氏(48)が就任すると発表した。ともに浦和OBで土田氏は引退後も長くGKコーチを務めて来た。西野氏は引退後、リヴァプール大に留学しMBA(経営修士)を取得。現在は産業能率大の教授も務めており、兼務となる見込み。ともに強化部門への就任は今回が初となる。

 06年のリーグ初制覇、07年のACL初制覇など浦和の黄金期を築き、昨年、8年ぶりに復帰した中村修三GMは契約満了となり「勇退」。長きに渡り強化部門を支えて来た北野大助GM補佐兼強化部長も退任となる。今季、3度目のACL制覇を逃し、J1制覇が至上命題となる来季は新体制で臨む。

 GM制からSD、TD制に移行することについて、クラブ側は「GMの担務領域はトップチームに加え、育成・アカデミー、レディースチーム、スカウト部門の強化・運営、それに伴うビジネス全般など、多岐に渡っておりました。20年シーズンからはSDがクラブの象徴的存在であるトップチームに特化した責任者であり、監督や選手、スタッフの編成、他クラブとの交渉、契約業務などを行う役職となります。TDはSD業務全般の補佐や選手のスカウティング、クラブ・監督が求める選手のリストアップ。また、監督、選手、スタッフ等を評価するなど、トップチームの運営全般を行う役職となります。これによりSD、TDが、トップチームに一層注力する体制といたします。なお、チームの中長期的な成長のためにも、育成・アカデミー部門との連携、サポートも行って参ります。 育成・アカデミー、レディースチームにつきましては、引き続き専任のスタッフにて運営してまいります」とした。  

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