古橋“雑草魂”で史上初狙う!大学&J2経由選手の代表初陣弾

[ 2019年11月19日 05:30 ]

男子サッカー国際親善試合   日本―ベネズエラ ( 2019年11月19日    パナスタ )

<日本代表練習>ボールを競り合う室屋(左)と古橋 (撮影・大塚 徹)
Photo By スポニチ

 日本代表は、19日にパナソニックスタジアム吹田での国際親善試合でベネズエラ代表と対戦する。18日に試合会場で非公開調整を行い、初招集となったMF古橋亨梧(24=神戸)は精力的に汗を流した。大学、そしてJ2を経由してきた選手が国際Aマッチデビュー戦でゴールを奪えば、日本代表で史上初。先発出場する可能性もあるアタッカーが、生き残りを懸けて初陣からインパクトを残す。 日本代表メンバー

 24歳で初めて日の丸を背負った古橋が、練習後の取材エリアで言葉に力を込めた。「攻撃の選手なんで結果は求められる。サイドに出ることが多くなると思うので、相手の背後を狙いながら、自分の持ち味を出していければ」。国際Aマッチデビュー戦だが、50メートル5秒9のスピードを誇る快足アタッカーは目に見える「結果」を自らに課した。

 W杯予選で4試合連続ゴールを決めているMF南野とは、大阪・興国高の同級生。だが、ここまでの歩みは全く異なる。世代別代表の常連だった南野がC大阪U―18に所属していたのに対し、古橋は同高サッカー部に所属し、中大へと進学した。4年時には冬まで加入クラブが決まらなかった中で、J2岐阜から声が掛かった。

 進路に悩んだ苦しみは、向上心の支えになっている。「チームが決まらなかった経験が今も生かされている。慢心せずに、鼻が伸びずに、自分がうまいと思わずに努力をしてきた」。昨季途中に加入した神戸で活躍し、A代表に名を連ねた。大学、J2を経由してきた選手がデビュー戦でゴールを決めれば、日本代表で初となる。

 この日の会見で、森保監督はキルギス戦のメンバーを軸にして戦うことを示唆。その上で、戦力の底上げを図る意味を込めて今合宿から招集した9人が起用されていく見込みで、古橋はその一人となる。「気負わずに、自分のプレーをできれば」。親族や関係者に加え、同僚であるイニエスタやビジャらも観戦に訪れる可能性がある一戦。成り上がってきた男が、12月のE―1選手権、そしてW杯予選のメンバー入りへ道を切り開く。

 ◆古橋 亨梧(ふるはし・きょうご)1995年(平7)1月20日生まれ、奈良県生駒市出身の24歳。17年に中大からJ2岐阜に入団。2年目の18年シーズンは前半戦で5試合連続得点を記録するなど才能を開花させ、同年8月に神戸に移籍。初のJ1ながら定位置を確保し13試合で5得点と活躍。今回のベネズエラ戦で代表初招集。1メートル70、63キロ。利き足は右。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「久保建英」特集記事

2019年11月19日のニュース