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全国高校サッカー選手権 青森山田“死の組”から連覇だ!浦和内定の武田主将「全試合で圧倒したい」

[ 2019年11月19日 05:30 ]

<全国高校サッカー・抽選会>壇上で握手する青森山田・武田主将(左)と米子北・田中主将(撮影・尾崎 有希)
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 第98回全国高校サッカー選手権(12月30日開幕)の組み合わせ抽選会が18日、都内で行われた。2連覇を目指す青森山田(青森)は初戦となる2回戦で米子北(鳥取)と対戦する。強豪ひしめくブロックとなったが、J1浦和加入が内定しているMF武田英寿(3年)は力強くV宣言。準決勝以降は“将来のホーム”埼玉スタジアムで開催される予定で、観客を魅了することも誓った。決勝は来年1月13日に行われる。

 大会連覇を狙う青森山田のブロックは、強豪が集まった。初戦の相手はW杯ロシア大会の日本代表DF昌子の母校・米子北。全国V経験のある富山第一も同ブロックに入った。それでも、武田は冷静にVを宣言した。

 「強豪校と初戦から戦えることをポジティブに捉えたいし、全試合で圧倒したい。自分が一発で仕留められればチームは楽になるので、点を決めたい」

 前回大会は決勝に先発し、優勝を経験した。6月には浦和への加入が内定。U―18日本代表として国際大会でもプレーするなど、成長を続けている。準決勝まで勝ち進めば舞台は埼スタ。将来のホームで「必ず勝ち残りたい。得点やアシストなど他の選手との違いを見せて、サポーターに覚えてもらえれば」と強い思いも口にした。

 憧れの選手は同じ左利きで元ドイツ代表のMFエジル。試合前には必ず映像を確認し、プレーのイメージをつかむという。14年W杯ブラジル大会でチームを優勝に導いた司令塔のように、チームを令和元年度の王者へと導く。

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2019年11月19日のニュース