水戸FW清水 殊勲V弾で今季6点目!“あいつより上へ”J1初昇格へ仲良しの柏FW江坂に刺激

[ 2019年10月14日 18:13 ]

明治安田生命J2第36節第3日   柏2―3水戸 ( 2019年10月14日    三協F柏 )

 J1昇格の喜びと厳しさを知る男が、値千金のゴールでチームを勝利に導いた。2―2で迎えた後半31分、水戸のFW清水慎太郎(27)が左サイドからのクロスに右足で合わせてゴールネットを揺らした。「焦れずにチャンスがくると思ってファーで待っていたらボールが流れてきた」という決勝点で、クラブがJに参入した00年以降、一度も勝てていなかった柏を下した。

 狙いすましたポジショニングとシュートだった。左サイドから崩そうとする攻撃に、左サイドで待った。周囲に相手DFはいない。両手でアピール。そこにボールが流れてきた。「ちょっとボールが弱くて、寄って打とうと思ったが我慢した。自分は芝が乾いているよりも、濡れている方がやりやすい。ボールの滑りも分かっていたし、冷静に打てた」。トラップすればDFやGKに詰められる。そう考えてダイレクトで右足を振り抜く。バウンドしたボールは相手GKの頭上を越えていった。

 その瞬間、ゴール裏に陣取ったサポーターが沸いた。大歓声を浴びた主役は仲間たちに祝福され、照れくさそうに笑っていた。「あんまり喜ぶタイプではないので(笑い)。でも、チームメイトが寄ってきてくれて、感情的になって喜べた」と清水は振り返った。

 これで今季6点目。だが、満足はしていない。かつて大宮でともに戦い、92年生まれと同い年で仲の良い柏のFW江坂任(27)は9点を奪っている。「まだまだですね。あいつの方が上にいるので、それをひっくり返したい」。首位撃破でチームは5位に浮上し、J1昇格プレーオフ圏内に入った。残るは6試合。リーグは佳境だ。大一番が続く中、どれほどのパフォーマンスを披露できるか。目標達成は、最前線で躍動するストライカーの両足にかかっている。

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