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鹿島、ACL2連覇夢散…広州恒大とドローもアウェーゴールの差で4強逃す

[ 2019年9月18日 20:51 ]

<鹿島・広州恒大>前半40分、タリスカ(9)に先制ゴールを決められた鹿島(撮影・大塚 徹)
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 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第2戦が18日に行われ、鹿島はホームで広州恒大(中国)と1―1で引き分けた。2試合合計1―1となったが、アウェーゴール数の差で準決勝進出を逃した。

 敵地で行われた第1戦は0―0の引き分け。勝てば無条件での突破が決まる鹿島は、快勝した14日のJ1リーグ・FC東京戦から、負傷のMF三竿、白崎ら4人を入れ替えてホームでの戦いに臨んだ。

 ホームでの中国勢との対戦成績は過去9勝1分けと無敗を誇る鹿島だったが、前半にセットプレーから先制点を献上。40分、右CKから、ゴール前でDF町田に競り勝った広州恒大MFタリスカがヘッドでゴールに突き刺し、鹿島は大きなアウェーゴールを与えてしまった。

 それでも後半6分、中盤で相手ボールを奪うと左サイドのMFレオシルバにパスを通す。レオシルバが右足でシュートを放つと、ボールはMFセルジーニョに当たってゴールに吸い込まれ、鹿島が試合を振り出しに戻した。

 突破のためにはもう1点が必要な鹿島はFW相馬、上田、山口を投入。後半30分にはセルジーニョがクロスバー直撃のシュートを放つなど惜しい場面もあったが、勝ち越し点を奪えず試合は1―1のまま終了。日本勢初の大会2連覇の夢は4強を前についえた。

 広州恒大は10月2、23日の準決勝で浦和と対戦する。

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