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浦和FW興梠 ヘッド弾4強!ACL3戦連発で日本人最多25点目

[ 2019年9月18日 05:30 ]

ACL準々決勝第2戦   浦和1-1上海上港 ( 2019年9月17日    埼玉 )

<浦和・上海上港>前半、先制ゴールが決まり喜ぶ浦和・興梠(撮影・大塚 徹)
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 浦和が上海上港(中国)との準々決勝第2戦を1―1で引き分け、2戦合計で3―3、アウェーゴール数の差で4強進出を決めた。前半39分、エースのFW興梠慎三(33)が先制のヘッド弾を決め、ACL日本人最多得点を「25点」に更新。守備陣も1失点で切り抜け、2大会ぶり3度目の優勝へ、前進した。

 ゴール前ではまさに変幻自在。またも興梠のヘッド弾がさく裂した。前半39分、左サイドの関根がボールを持った瞬間、「相手DFとは逆に動き、視野を外せた」という。ゴール前でフリーとなり絶好のクロスを頭で合わせた。らしさを凝縮した先制弾でACL3戦連発となった。

 「関根→興梠」は望んでいたホットラインだった。関根は今夏、インゴルシュタットから復帰。去就を悩んだ際、相談を持ちかけたのが興梠だった。「間違いなくレッズが変わるから戻ってこい」と背中を押され、復帰を決断した。得点シーンは日頃の練習通り。必然の一撃だった。

 最後はアウェーゴール数の差で逃げ切った。終盤は8日のルヴァン杯鹿島戦で負傷した右足首が痛み、左足も力が入らなかったという。それでも突破への強い思いが肉体を突き動かした。準決勝は鹿島―広州恒大の勝者と激突する。「個人的には古巣の鹿島を倒して決勝に進みたい」と興梠。3度目のACL制覇へ、浦和がまた一歩前進した。

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