鹿島来た~!首位FC東京に7戦ぶり勝利 最大9差から1差肉薄

[ 2019年9月15日 05:30 ]

<鹿島・FC東京>前半、先制ゴールの鹿島・ブエノ(右)(撮影・大塚 徹)
Photo By スポニチ

 明治安田生命J1第26節は14日、各地で7試合が行われ、2位の鹿島はホームで首位のFC東京を2―0で下し、勝ち点差を4から1に縮めた。前半2分にCKからDFブエノ(24)のヘディングで先制し、後半33分にMFセルジーニョ(24)が強烈ミドルで加点。FC東京戦の勝利は16年3月以来7試合ぶりとなった。3位の横浜は広島に3―0で快勝し、こちらも首位との勝ち点差を4とした。

 常勝軍団らしい勝ち方だった。大一番でFC東京を下し、最大「9」だった勝ち点差は「1」にまで肉薄。「全員で準備して入って、(タイトルに)近づくことができて良かった」とDFブエノが言えば、強化のトップを務める鈴木満フットボールダイレクターは「大一番に臨む気持ちのコントロールが凄くできていた」とうなずいた。

 1メートル82、79キロの巨漢ブエノが攻守で主役になった。前半2分のCKで、2人に体を寄せられながら体幹の強さを発揮して頭で鹿島でのJ初ゴールを記録。守備では抜群のスピードで縦パスやクロスをカットし続け、敵の2トップの仕事を奪った。

 前回リーグ優勝したのは16年。そこから選手が20人近く去り、激しく入れ替わった。17、18年は2年連続V逸。重要な試合では「負けたくない」という後ろ向きな思いが充満して勝ち切れなかった。ジーコ・テクニカルディレクターをはじめ、強化部や大岩監督は「勝ちきりたい」という気持ちがいかに重要か、訴え続けてきた。

 まだミスは多く、昨季引退した小笠原氏らがピッチに立っていた時代のようなしたたかさは少ない。だが、それでもACLを含め、唯一4冠を目指せる位置に立った。ホームでのリーグ戦は13戦不敗となり、1シーズンの連続無敗記録が13年に並ぶクラブ最多に。「最後に1位にいないと“強い”とは言えない。でも今のチームの一体感はいいものがある」とMF三竿は言う。満月に照らされたカシマスタジアムで、Vへの道がはっきりと見えた。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「久保建英」特集記事

2019年9月15日のニュース