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久保建英、最年少ゴールならず「次はしっかり決めたい」 積極プレーでアピールも反省口に

[ 2019年9月5日 21:27 ]

国際親善試合・キリンチャレンジ杯   日本2―0パラグアイ ( 2019年9月5日    カシマ )

<日本・パラグアイ>後半、シュートを外し天を仰ぐ久保(撮影・西海健太郎)
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 日本代表は22年W杯カタール大会アジア2次予選前の最後の試合で、南米選手権8強の難敵パラグアイに2―0で快勝。注目の18歳、MF久保建英(マジョルカ)は後半開始からピッチに入ると5本のシュートを放ってスタジアムを沸かせたが、MF金田喜稔の19歳119日(1977年6月15日、韓国戦)を超えるA代表最年少ゴールはお預けとなった。

 「点差を縮められないようにというのと、チャンスがあればという感じですね」という意図をもって後半開始からピッチに入った久保は、直後の4分にペナルティーエリア手前でファウルを誘ってFKを獲得。左足で直接ゴールを狙ったが、惜しくもクロスバーを越えた。13分には原口からパスを受けて左足ダイレクトでシュートを放つも相手DFが至近距離でブロック。18分には自ら獲得したFKから再び左足でゴールを狙ったが、今度は相手GKに阻まれた。23分にはMF柴崎のスルーパスに抜け出すと、ゴール右の角度のない位置から左足でシュート。クロスバーをかすめてゴール左に外れたが、スタジアムは大きな歓声で久保のプレーに応えた。

 試合後、インタビューに応えた久保は「とりあえず無失点で勝つことができてよかったかなと思います」とコメント。何度も惜しい場面をつくったが、「他に選択肢がある中でシュートを狙っているので、決めなければいけないシーンだったと思うので。次はしっかり決めていきたいと思います」と次戦での得点を誓った。

 「最後のきつい時間帯で自分も1回ミスをしてしまって、チームのピンチを招いたので、そういう残り10分というのをもっと気を引き締めてやらないと、相手が速いチームなのでどんどんカウンターとかでピンチになるので、気をつけたらいいのかなと思います」と反省も口に。自身初めての経験となるW杯予選へ向けて「自分は初めてなんでチャンスがあればしっかり楽しめればいいかなと思います」と目標を掲げた。

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