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マジョルカ移籍の久保、ソシエダ戦でベンチ入りの可能性 欧州4大L日本人最年少デビューへ

[ 2019年8月25日 17:24 ]

25日のマジョルカ地元紙「ディアリオ・デ・マジョルカ」
Photo By 提供写真

 レアル・マドリードからマジョルカに期限付き移籍した日本代表MF久保建英(18)が、25日(キックオフは日本時間26日・午前0時)のホーム・Rソシエダード戦でベンチ入りする可能性が高まった。前日の会見でビンセント・モレノ(44)監督は「あすメンバー入りするかも分からない」と明言を避けていたが、25日付のマルカ紙、AS紙はいずれもベンチ入りを予想。マルカ紙は「久保はベンチからスタートするだろう」との見出しで報じ、AS紙は久保と同じくRマドリードからRソシエダードに期限付き移籍中で先発が予想される“神童”ことノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーア(20)との“レアル対決”実現の可能性を報じている。

 また25日付のマジョルカの地元紙「ディアリオ・デ・マジョルカ」もスポーツ面1ページを割いて久保を特集。「タケと呼んでください」との見出しで、背中に入る登録名には「KUBO」ではなく、本人の希望もあり「TAKE」となることを示唆した。久保の加入でクラブの公式ツィッターのフォロワーが5000人増えたことも改めて報じている。

 背番号は26に決定。移籍が正式に決まった22日に「自分はプレーする準備ができている」と話していた久保。Rソシエダード戦のスペイン1部デビューが実現すれば、ドルトムントMF丸岡満(現C大阪)の18歳8カ月14日を抜いて欧州4大リーグ(スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア)における日本人最年少出場記録を更新する。なおマジョルカは昨年12月からホーム不敗を続けており、地元紙は7季ぶりの1部昇格を果たした今季も継続に期待をかけている。 (マジョルカ・垣内 一之)

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2019年8月25日のニュース