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レアル “戦力外”ベールが開幕勝利貢献 ジダン監督一転「彼は残る」

[ 2019年8月18日 20:55 ]

スペイン1部リーグ・第1節   セルタ1―3レアル・マドリード ( 2019年8月17日    ビーゴ )

セルタ戦で勝利に貢献したレアル・マドリードのFWベール(AP)
Photo By AP

 昨季無冠(リーグ3位)からの巻き返しを狙うレアル・マドリードがアウェーでセルタに3―1と快勝し、開幕節を白星で飾った。

 ジダン監督から戦力外を通告されていたウェールズ代表FWベールが得点に絡んだ。負傷欠場のFWアザールに代ってベンゼマ、ビニシウスとともに3トップの一角で先発すると、前半12分に速攻から個人技で左サイドを崩し、低いクロスでベンゼマの先制ゴールをアシストした。前半終了間際にはスルーパスを受けて決定的なシュートを放ち、守備でも貢献して後半30分までプレーした。

 ジダン監督はベールについて先月に「クラブは移籍先(候補)の他クラブと交渉している。みんなのために早く決まった方がいい」と退団の見通しを明かしていたが、この日の試合後は「彼は残ることになる。現在チームにいる全員をポジティブに考えている」と残留を明言した。

 後半11分にMFモドリッチの退場し数的不利となったが、後半16分にMFクロースのミドル弾で加点。さらに後半35分にベンゼマのアシストから途中出場のFWバスケスがチーム3点目を決めた。

 終盤に1点は失ったものの、ジダン監督は「いいスタートを切ることが重要だった。アウェーの難しい試合で勝ち点3を取れたのは素晴らしい」と喜びを語った。

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2019年8月18日のニュース