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法大・上田、鹿島に“前倒し入団” チーム初の大学生プロ

[ 2019年7月27日 05:30 ]

法大で入団会見に臨んだ上田(中央)。右は鈴木強化部長、左は法大の長山監督
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 鹿島は26日、21年の加入が内定していた特別指定選手の日本代表FW上田綺世(20)が法大サッカー部を退部し、加入することを発表した。法大で会見した上田は「法政でやれることはやりきったので決断した。鹿島のタイトル獲得に向けて貢献していけたらうれしい」と抱負。背番号は36に決まった。

 日本代表初選出を受けて南米選手権の2週間前にプロ転向を決断。ブラジル出発日に法大の長山監督に意思を伝え、前倒し加入に結びついた。大学在学中にプロとなるのは長友、室屋(ともに明大→FC東京)の例があるが、鹿島では初。同じ東京五輪世代の安部、久保らが海外へ移籍し、「僕もいち早くプロで活躍して、彼らに追いつき追い越せたら」と力を込めた。

 鹿島は今夏、エースのFW鈴木が移籍した。鈴木満強化部長は「貴重な即戦力。31日に浦和との試合があるが、そこから試合に出て頑張ってもらいたいなというくらい期待している」と話した。プロ契約は8月2日からだが、現状の特別指定選手のまま“前倒し”のJ1初出場にも含みを持たせた。

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2019年7月27日のニュース