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バルサ ペレス2発で神戸撃破! 古巣対戦MFイニエスタは好機演出も…

[ 2019年7月27日 19:55 ]

サッカー親善試合「Rakuten CUP」   バルセロナ2-0神戸 ( 2019年7月27日    ノエスタ )

<神戸・バルセロナ>後半14分、先制点を決めるバルセロナのカルレス・ペレス(右)(撮影・後藤 大輝)
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 サッカーの親善試合「Rakuten CUP」が27日、ノエビアスタジアム神戸で行われ、昨季のスペイン1部王者バルセロナが神戸と対戦。後半頭から投入されたBチーム所属のFWカルレス・ペレス(21)が2得点を決め勝利に貢献。2―0で日本でのプレシーズンマッチ最終戦を白星で飾った。注目の古巣対決となった神戸のMFイニエスタは先発出場し、スルーパスなどで好機を演出するも前半のみのプレーとなった。

 バルセロナは新加入のフランス代表FWグリーズマンが23日のチェルシー戦に続いての先発。今季Bチームに加入したFW安部は右でん部痛が回復せずメンバー外となった。一方、神戸はMFイニエスタ、MFサンペール、FWビジャら元バルセロナ所属の3選手がスタメン起用された。

 試合はバルセロナがボールポゼッションしながら神戸がカウンターを狙う展開。前半12分にはMFリキ・プッチが高い位置でボールを奪ってそのままペナルティーエリア内まで攻め上がってシュート。しかしボールはゴール左へわずかに外れた。

 前半26分にはペナルティーエリア手前でボールを受けたMFブスケツがDFラインの裏へと走り込んだFWグリーズマンにループパス。これは相手DFにオーバーヘッドでクリアされ、惜しくも繋がらず。

 前半終了間際にはMFラキティッチが強烈なミドルシュートを放つもGK前川に弾かれゴールならず。0-0のまま後半へと折り返した。

 バルセロナは23日のチェルシー戦に続き後半頭からスタメン11人総入れ替え。新加入のMFデヨングやフランス代表FWデンベレらが投入された。一方、神戸はMFサンペール、GK前川のみ残し9人が選手交代。MFイニエスタやFWビジャらに代わってFWウェリントンやDF西大伍らが起用された。

 すると後半14分、チームに待望の先制点。安部と同じBチーム所属のFWペレスが左サイドでボールを受けるとFWマルコムとのワンツーで裏へと抜け出し、左足でGKの股を抜くシュートを放ちネットを揺らした。

 21歳となりトップチーム定着を狙うFWペレスは後半41分にも追加点。左サイド深い位置まで攻め込んだDFギエムからグラウンダーのボールをエリア内で受けると、そのまま思い切りよく左足を振り抜き逆サイドのネットを見事に揺らし、2-0で試合を決めた。

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