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レアル ベールが中国・江蘇蘇寧移籍へ スペイン紙が報じる

[ 2019年7月27日 09:40 ]

 スペイン紙「マルカ」(電子版)は26日、レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベール(30)が中国1部・江蘇蘇寧に移籍する可能性が高まったと報じた。同紙によれば残すは詳細を詰めるのみで近日中にも正式発表される見通しで、年俸2200万ユーロ(約27億円)の3年契約となるという。同紙はベールが移籍を決断した背景として、江蘇蘇寧の親会社がインテル・ミラノの筆頭株主でもある蘇寧グループであることも大きな理由だったと報道。将来的に、インテル・ミラノ移籍の可能性もあることを示唆している。

 日本代表DF吉田麻也(30)が所属するサウサンプトンで頭角を現したベールは07年にトッテナムに移籍。欧州チャンピオンズリーグなどでも活躍しその評価を不動のものとした。13年9月にはレアル・マドリードに移籍し数々のタイトルを獲得。だが、現在は日本代表MF久保建英(18)も同行するチームの北米遠征に参加しているものの、昨シーズン途中に指揮官に復帰したジネディーヌ・ジダン監督(47)の構想外となったことで、移籍が取りざたされていた。

 江蘇蘇寧は江蘇省の南京市をホームタウンし、1994年に創設。16年には潤沢な資金を生かしラミレス、ジョー(現名古屋)らブラジル代表経験者をチームに迎え入れた。17年にはイタリア人の名将ファビオ・カペッロ氏(73)を指揮官に招へいしたが結果は残せず、今季からは中東などで経験を積んだルーマニア人指揮官のコスミン・オロライ氏(50)が指揮を執っている。今夏はベールほかインテル・ミラノから元ブラジル代表DFミランダ(34)の加入も決定的と報じられている。

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2019年7月27日のニュース