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カズ、最年長出場も不発 約3カ月ぶりの公式戦は後半17分で交代「次につながる」

[ 2019年7月11日 05:30 ]

天皇杯・2回戦   横浜FC2―1仙台大 ( 2019年7月10日 )

前半、競り合う横浜FC・三浦(左)
Photo By 共同

 各地で3試合が行われ、J2横浜FCは仙台大に2―1で逆転勝ちした。52歳134日のFW三浦知良が公式戦では約3カ月ぶりに先発。自身の最年長出場記録を更新したが、ゴールはならず後半17分に途中交代した。法大は東京Vに2―0で快勝した。

 52歳のカズは左腕に主将マークを巻き、ピッチに立った。前半29分には華麗なワンツーを決めたFW山本がファウルをもらい、FKを獲得するなどチャンスは演出した。だが、シュートは0本。川本泰三の天皇杯最年長得点(41歳105日)更新はならなかった。

 格下相手の一戦に「気を緩めないように。入りを気を付けよう!」とハッパを掛けた。思い出すのは29年前の苦い過去だ。ブラジルから帰国した直後の90年天皇杯。当時の読売クラブはカズ、ラモスらスター軍団だったが、PK戦の末、国士舘大に敗れた。初戦の難しさは痛感していた。

 4月7日の福岡戦を最後にコンディション不良でピッチに立てない日々が続いた。約3カ月ぶりの公式戦は後半17分まで出場。「先発して勝てたことが一番、うれしい。62分出られたことを次につなげたい」とカズ。来月の3回戦では、昨年の3回戦で敗れた横浜と激突する。リベンジを懸けたダービーとなる。

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2019年7月11日のニュース