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G大阪 MF高宇洋が決勝点を演出「ボールを持つ前からプレーのイメージが作れていた」

[ 2019年5月8日 22:39 ]

ルヴァン杯第5節   G大阪3―1清水 ( 2019年5月8日    パナスタ )

 プレーオフ進出を決める決勝点を演出したのはMF高宇洋(21)だ。1―1の後半20分、絶妙な縦パスを韓国代表FW黄義助に通して、最後は黄義助がゴールにねじ込んだ。「黄義助選手の力ですけどね」と苦笑いを浮かべつつ「きょうはボールを持つ前からプレーのイメージが作れていたし、(黄義助が)見えていました」と納得顔を見せた。

 今季はJ1リーグ5試合でスタメン。だが神戸戦(3月30日)では警告を受けた後にプレーが縮こまり逆転負けのキッカケを作った。続く広島戦(4月6日)では前半36分で交代。前半で警告を受けた前節FC東京戦(5月4日)も前半45分間で交代させられた。だが、この日は後半16分に警告を受けても冷静さを保った。「潰すところ、ゲームメークはある程度できた」と高宇洋。トップチームでは悔しい思いの方が多く、そのたびに自分を見つめ直して、少しずつ成長してきている。

 目指すのはチームの先輩である元日本代表MF今野泰幸。「きょうも80分過ぎにイージーなミスがあった。ああいうところをなくさないと信頼は得られない。それができているのがコンさん」と反省点も口にする。身近にいる最高の手本の背中を追い続け、いつの日かG大阪の屋台骨を支える選手になる。

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2019年5月8日のニュース