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福岡・ペッキア監督 三国&喜田のU―20代表選出喜ぶ「世界のレベルを知る大事な機会」

[ 2019年5月8日 15:33 ]

U―20日本代表に選出されたDF三国(左)
Photo By スポニチ

 28日から6月15日までポーランドで開催される「FIFA U―20W杯ポーランド2019」に出場するU―20日本代表に、J2福岡のDF三国ケネディエブス(18)、MF喜田陽(18)が選出されたことを、ファビオ・ペッキア監督(45)が歓迎した。

 2人が代表に選ばれたことを「とても喜ばしい。監督としてうれしい」と笑顔で称え「彼らにとっては成長するために世界のレベルを知る大事な機会」とエール。一方で、事前合宿に参加していたDF石原広教(20)の落選を「ヒロ(石原)も選ばれてもおかしくないと思っていた」と残念がり「このことをネガティブに捉えず、これからもっと伸びる、見せてやる、という考えでいてほしいという話をした」と奮起を期待した。

 主力2人が抜けるのは痛いが「選手たちが彼らの分も頑張っていいプレーをみせてくれるでしょう」と話した。

 三国は選出に「ほっとした」と感想を話し「自分がどれだけ海外で通用するかを確認する場」と世界の舞台に意欲。「スタメンに定着していけるように。CKを真ん中からヘディングでぶちこんでいきたい」。得点も決め、世界に名をとどろかすことを誓った。

 予選同グループのイタリアは、ペッキア監督の母国で「負けたら(監督に)バカにされる」とニヤリ。チームを率いる影山雅永監督からは「上手なCBがどんなプレーをしているか盗んでこい」と言われていたといい「J2で試合に出ている経験を生かす。福岡でも監督に教わっているので役にたっている」とプロで培ってきた経験を発揮する大舞台を心待ちにしている。

 「優勝目指してやってきます!」。福岡の星が世界でどんな輝きを放つのか、期待がかかる。

 一方、喜田は体調不良のため、大事を取ってトレーニングを欠席した。

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2019年5月8日のニュース