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バルサ まさかの逆転敗退 スアレス「我々はまるで子供のようだった」

[ 2019年5月8日 18:06 ]

欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦   英国リバプール ( 2019年5月7日    リバプール4―0バルセロナ )

試合に敗れ、ぼう然とピッチにたたずむバルセロナのメッシ(AP)
Photo By AP

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)は7日、準決勝第2戦の1試合が行われ、昨季準優勝のリバプール(イングランド)がホームでバルセロナ(スペイン)に4―0で快勝し、2戦合計4―3と逆転して2季連続で決勝(6月1日・マドリード)に駒を進めた。

 4季ぶりの決勝進出と6度目の頂点を狙ったバルセロナは第1戦にホームで3―0と大勝していながら、歴史的な逆転敗退を喫した。3―3で迎えた後半34分の相手CKで、守備が整う前に隙を突かれて相手FWオリギに決勝点を奪われ、FWスアレスは地元メディアに「4点目(の守備)で、我々はまるで子供のようだった。すべての批判を浴びることになる。本当に悲しい」と語った。1点目と2点目は、スペイン代表DFアルバが相手にボールを奪われて失点に絡むなど、第1戦でも苦しんだリバプールのハイプレスと球際の強さに対応しきれなかった。

 一方の攻撃では、チャンスで決めきれなかった。前半18分、速攻からFWメッシのパスを受けたMFコウチーニョがシュート。前半終了間際にメッシのスルーパスからアルバが狙い、後半6分にはメッシのスルーパスからスアレスがシュートを放ったが、すべてブラジル代表GKアリソンに阻まれた。第1戦で2ゴールを挙げた頼みのメッシも後半23分に角度のないところから狙ったが、相手守護神の壁に阻まれた。

 バルベルデ監督は「相手の方が上だった。2点目が大きな痛手で、直後に3点目を決められてしまった。言い訳はできない」と敗戦を受け入れるしかなかった。
 

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2019年5月8日のニュース